その男、休職中

2017年6月21日、からの日記
2017年10月11日に職場復帰
だけど、やる気は全くありません
今は、死んだように働いてます

勇者、グレちゃいました

どーも、たかし!です。

只今絶賛休職中...


暇な時は何してるかと言うと

最近はもっぱらドラクエ11です


やり過ぎてもうラスボス

倒しちゃいました



さて、今回ですが

ドラクエやりながら

変なお話し思いついたんで

聞いてください。



タイトルは『勇者、グレちゃいました』


ここは、始まりの町

この物語の主人公エルドは

この町に住む普通の男の子だ。


物語が始まるこの日は

エルドの15歳の誕生日である


父のエルディスと母のユリアから

誕生日を祝ってもらうのと同時に

エルドは両親から衝撃の告白を受ける



父『エルド、実はお前...

伝説の勇者なんだ!』


エルド『え?何いきなり、は?ギャグなの?』


母『ギャグみたいだけど、本当なの。

本当のギャグなのよ。』


エルド『なんだよ本当のギャグって!

結局冗談なんだよね?』


父『冗談じゃない!

お前のケツのアザを見てみろ

そこにある紋章は紛れもなく

勇者の証しだ!』



エルドはズボルからお尻を出し

手鏡を2つ使って器用に自分のお尻を見る


エルド『マジか!ケツに紋章あったのか!』


父『勇者は、世界を滅ぼそうとする魔王を

倒す旅に出なければいけないんだ』


『まずは、始まりの町の北にある

始まりの丘に

勇者の剣が置いてあるから

それを取りに行きなさい』



こうしてエルドは

親友のレイベルと一緒に

勇者の剣をゲットするため

はじまりの丘を登り始める


エルド『疲れたもう帰りたい』


レイベル『まだ登り始めたばっかりだよ』


エルド『てか、お前なんで

全身リオレウス装備なんだよ

お前のが強そうじゃん』


レイベル『こないだ誕生日プレゼントに

お父さんが買ってくれたんだ!』

『あっスライムだ!』



レイベルが指差すと

そこには3体のスライムがいた


エルド『ムリムリムリムリ!

スライム無理〜!』


エルドは幼い頃にスライムに

襲われて死にそうになった経験から

スライム恐怖症になっていた



『こんなん余裕だろ』と

レイベルは勇者の剣を取り出す


エルド『何でお前が持ってんだよ!!』


レイベル『トイザらスで3980円だったよ』


エルド『売ってんかよ!

わざわざ丘を登んなくてもええやん!』


レイベル『くらえ!ギガブレイク!』



なんだかんだ戦って

レイベルがスライム3体を倒すと

奥から大量のスライム達が出現した


エルド『スライムどんだけ〜!』

エルドは悲鳴をあげ気絶してしまった。



目を覚ますと

自分の部屋のベッドで

横になっていた


大量のスライムで気絶した後

レイベルがここまで運んでくれたのだろうか?


あの時の事を思い出すと

恐怖が止まらない


俺には勇者なんて無理だよ

スライムすら倒せないんだもん!



コンコンと部屋をノックする音がした


父『落ち着いたらもう一回

はじまりの丘を登ってみようか』


エルド『いーやーだー、いーやーだー

どうせ無理だよ〜俺には〜

世界を滅ぼす魔王なんて

もうどうでも良いって〜』


父『駄々こねてないでさ

もう一回挑戦すれば良いんだって』


エルド『あーあ、こんな世界

滅亡すればいいのに!』


父『勇者がそれ言っちゃう?

魔王のセリフだよそれ』


父は自分の部屋の前から離れ

母のいるリビングへ行った


母『エルドどうだった?』


父『勇者、グレちゃいました』


こうして、伝説の勇者は

部屋へ引き篭もるのだった。